「一人でいいなんてそんなこと言うなよ・・・」
「・・・なに泣いてるの?」
「綾波が、・・・生きててくれて・・・良かった」
「ごめんなさい。私、こんなときどんな顔すればいいのか分からない」
「・・・・笑えばいいと思うよ」
思えば最初この言葉が、今の私のはじまりだったのかもしれない。
笑う・・・あの人の前以外で笑ったことなんてなかった。
そういえばそう、感謝の言葉を述べたのも貴方がはじめてだった、
いま思えば、今の自分自身が一番幸せだと感じる。
「綾波」
この声を聞くと必ず振り向くように自然と体が動く、
「なに?」
声を掛けられて嬉しいはずなのに、
笑って、と言ってくれた彼の前でさえ素の返事になってしまう。
でもこれはこれで変な誤解を招かないことを考えるといいかもしれない
「あの、その・・・今日の帰り、暇・・・かな?」
「暇・・・だけど何?」
少し期待を抱きつつ彼の答えを待つ。
私らしくない。
でもそれが今の私の現実、
嬉しいけどちょっと寂しい。
「と、父さんとかのこといろいろ聞きたいんだ。それで・・・その、一緒に帰らない?」
初めての彼からの誘い。素で答えちゃきっと悲しませる・・・。
「そう。・・・待ってるわね。」
初めて微笑みながら話せたような気がした。
相手の驚いたように見開いた目がおもしろくてしょうがない。
「綾波・・・!うんっ!じゃあ放課後にね!」
「ええ。」
嬉しそうに返答をして帰っていく彼。
これが幸せ?
他人を見て幸せになるの・・・?、私。
きっと彼だからこそ、幸せって思えるんだと思う。
私より貴方の存在の方が大きいもの。
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初!エヴァのシンレイ?ですっ!
ノるのが遅いっすね、私。
もう反省モンですよ、ハイ。