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自称万丈目サンダーが惨めになって早2日。

あいかわらずのイチャつきを止めない二人に周りの人々は疲れを増すばかりだった。

そして新たなることを学習し肝に刻みながら生活している。

 

新たに学んだこと、

あの二人を敵に回すと生きては帰れない。

 

 

「ヨハンっ!お昼だ、弁当食おうぜ!」

「あぁ。どうする?屋上行くか?」

「俺、ヨハンとならどこでもいい・・・」

「十代・・・。俺も十代とならどこに行っても後悔しない。」

「ヨハン・・・」

「よしっ、じゃあ屋上行くかっ!」

「おう!」

 

嗚呼、可哀想にいま屋上にいる人々。

この会話を近くで聞いていた翔はひそかに屋上にいる人たちに同情を捧げた。

 

 

「はいっ、ヨハン!お弁当!」

「すっげーうまそう!ありがとうな、十代。」

「だってヨハンのためだもん、俺けっこう料理には自信あるんだ」

「ほんとにありがとう十代・・・。いい俺の嫁になれるなっ!」

「ほんとかっ?じゃあいつでも引き取ってくれよ、ところでヨハン。はいっ、あーん」

「あーん。・・・おいしい。すっげー旨い!」

「良かった、喜んでもらえて・・・」

「愛してるよ十代・・・」

「俺もだ・・・当たり前だろ?ヨハン・・・。」

 

二人の周りからあふれんばかりのラブオーラに屋上の生徒たちはいやでも

視線がその二人に向いてしまう。

そして視線をはずそうとしたとき、

 

 

「なんで俺たちを凝視してたんだ?おい。」

「見てるなら視線そらすようなことすんなよ、な?苛々すんだよ、そーいうの」

 

 

ふらりと立ち上がった二人を見て一斉の生徒たちがその場に座り込むようにして次の言葉を待った。

 

「なあヨハン」

「どうした、十代?具合でも悪いのか?」

「大丈夫。でも俺いまヨハンとの時間じゃないからすっげー暇」

「十代・・・。・・・・おい、そこのー・・・誰だっけ。」

「万丈目、さんだ!」

「あぁ、まだアカデミアにいたのお前。えっとじゃあ万丈目と・・・そこの蟹の足。」

「蟹の足って誰のことだドン。」

「え、お前だよ。お前。」

「俺かドン!?蟹の足はないザウルス・・・」

「髪の毛、蟹の足に見える。だから蟹の足。・・・お前ら二人でなんかやれ。」

「わーたのしみー」

「ほら、十代が楽しみにしてんだろ?さっさとやれよ」

 

「何かって・・・万丈目先輩、どうするドン・・・」

「十代の棒読みが気に食わないが・・・まあいい。ここは生きることだけを考えろ。」

「つまらなかったら・・・?」

「死ぬな。・・・そうならないためにも!・・・手品でもやるか」

「トランプの変わりにカードでやるザウルス」

「できるのか?」

「少しなら・・・」

 

 

二人が十代たちの前に立って手品を始めて3分後。

つまらないといって手品に使った剣山のデッキを屋上からばら撒く十代と

オジャマトリオのカードを錘をつけてプール方面へ投げようとしているヨハンの姿があった。

 

 

 

 

 

 

 

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やっちゃったぜ☆←

オジャマカード、あれに前負けた;;;